AlexNet(小学生でもわかるAI用語集)

小学生でもわかるAI用語集

AlexNet(アレックスネット)は、コンピュータが画像を見て何が写っているかを当てるプログラムの一種で、特に強力なものです。2012年に開発され、その時のILSVRC(コンピュータが画像を見て当てる大会)で優勝しました。

AlexNetは、いくつかの層からなる「ニューラルネットワーク」と呼ばれる構造を使っています。ニューラルネットワークは、人間の脳のしくみを真似たもので、コンピュータが学習して物を認識できるようになります。AlexNetは、このニューラルネットワークがたくさんの層でできているので、画像の中の細かい特徴を上手に見つけて、正確に物を当てることができます。

AlexNetのおかげで、コンピュータが画像を見て物を認識する技術が大きく進歩しました。今では、もっとすごいプログラムがたくさんありますが、AlexNetはその技術のはじまりとなったものです。